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馬場 真海

 

instagram.com/shinkai_baba

Model Yumi Raika

Styling  Yuko Ebine

Hair and makeup  To-shi

Perfume of the country.
アーティスト感を漂わせている風貌の馬場 真海の地元で弓 ライカの撮り下ろし作品
相澤 義和

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

写真:相澤 義和 instagram.com/aizawa_yoshikazu

 

絵:花沢 忍

わたしの中の海としお
Vol.2にも出てもらった相澤 義和と画家 花沢 忍とのコラボレーション
山本 万

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/ban_yamamoto

Confusion was Sex
ベルリンから帰国し国内で活動を始めた山本 万の動く写真
HARUKA

 
 
 
 
 
 

見た人の意見を聞きたい作品を選びました。一緒にこれらの映画について話して何か新しい解釈を見つけたり、ただ単にこのシーンのここが良かったよね ~!と共感したり。コミュニュケーションを生み出したい映画たち

TECHNOLOGY

監督:遠藤麻衣子

 

「謎の力によって月からさらわれ地球にやってきた少女の話」と監督は言うように、謎が多い作品。しかし、魅力的であり引き込まれ、可能性が広がる謎の表現は他のよくわからない映像作品とは違う。西洋と東洋の融合の作品でありインドでの手持ちカメラで撮ったような映像と、デンマークで撮った絵画のようなカットは対比し、また作品の中で融合している。音楽は、真空状態から初めて外に出たように空気を吸い、息をしていた。

DOWNTOWN81

監督:エド・ベルグリオ

 

ジャン=ミッシェル・バスキア本人がニューヨークのダウンタウンを彷徨う中で次々と出来事が起こる様子をドキュメンタリーのように映す。美女と出会ったり、サイコチックなサウンドを奏でるロックバンドD.N.Aのスタジオ演奏のシーンや、立ち寄ったクラブでファッションショーのシーンがあったり。最後は魔法がかかってファンタジックに終わる。とにかく自由で楽しい。

仮面ペルソナト

監督:イングマーン・ベルイマン

 

失語症になってしまった舞台女優のエリザベートと、エリザベートの担当看護師のアルマの話。ラテン語で仮面という意味のペルソナ。1人の女性の外での顔と本当の自分がぶつかっていく様子が二人の女性を通して劇のように映される。芸術はある種鏡のような効果があり、改めて発見できたり思考をアップデートしたり自身との対話だったりする。鏡に映る対象物と実物を 3つ目の視点(カメラ)が捉えるという映画の姿を現しているようにも思える。また、どのシーンでも白黒のコントラストの美しさに魅了される。

渚のシンドバット

監督:橋口亮輔

 

レイプ被害の過去がある少女相原、ゲイの少年伊藤、少女のことが気になっているが伊藤が思いを寄せている吉田の三人の高校生が過ごす夏の物語。田舎の長閑な空気感と夏の湿っぽさと不器用な高校生たちの相性がなんだか心地よい。最後の海辺のシーンは胸がきゅっと締め付けられる。

監督:木村あさぎ

 

肉体との対話をしている映画。人は嘘をついたり、仕事での自分の姿があったり、外見を気にしたりとうろこを纏っているよう。しかし 本来の自分を無くすのではなく、あくまでうろこで自分を守っている。そのうろこをゆっくりとめくり、剥がす事で監督自身を表現しようとするような作品。ここではうろこを纏うことを否定せず、向き合っている。その慎重さが今の時代必要なのかもしれないと思った。

 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/__haruy__

狭間の映画
映像学科の女子大生 HARUKAが選んだ映画レビュー
野口 あや子

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


twitter.com/ayako_nog

たちあがる火
現代歌人協会賞を最年少受賞の野口 あや子のグラフィティ
鶴木 鉄士

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/zuru1024

Model:FUKAN

覆面ルチャドーラ vs 三穴ラブドール
ルチャリブレをモチーフにストーリーと写真を制作した鶴木 鉄士
田中 虫ヱ
女の子
モーショングラフィックスで女の子を表現した田中 虫ヱ タイポグラフィもおもしろい
やまねみな

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/pechika0523

お風呂の時間
水彩画で書かれた女の子2人の楽しそうなお風呂の時間
爆弾小僧

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/bakudan_kozou

ネオ浮世絵 女傑九相
爆弾小僧が描く現代版浮世絵
弓削匠

 
 
 
 
 

今回は、前回のレヴューで紹介し特に好きなフォトグラファーMoshe Brakha(モシェ・ブラーカ)の仕事にフォーカスします。AOR好きの間ではこのデイライトシンクロ具合と余白をみて『このジャケ、モシェっぽいよね?」というのが常套句である。

SILK DEGREES

BOZ SCAGGS 1976

 

前回紹介したネッド・ドヒニーのハードキャンディーよりも有名なAORの大名盤中の名盤。ネッドと同じく子供の頃に初めて見たのだが指をクロスしてるこの手の持ち主はどんな女性なんだろうとよく想像しました。写真を見て想像する余白が美しく表現されているジャケットは、そのまま音を想像する行為に連動されるように思います。

GLOW

AL JARREAU 1976

 

広い声域と独特なスキャットで有名なアル・ジャロウの1976年にリリースされたセカンドアルバム。
このアルバムは9曲中5曲がカバーなのですが、ハイライトは何と言ってもレオン・ラッセルのRainbow In Your Eyesのカバーだろう。
そのほか、スライやジェイムス・テイラーのカバーなども収録されてます。彼はミルウォーキー出身なのでこの写真の街はミルウォーキーなのだろうかと想像してしまします。

THE END OF THE BEGINNING

RICHIE HAVENS 1976

 

アフロアメリカンのフォークシンガーであるリッチー・ヘヴンスはウッドストックでのオープニングアクトでのアグレッシブでフォーキーな演奏が有名だが、このアルバムはかなりAOR的なアルバムでスティーリー・ダンのDo It Againやドゥービー・ブラザースのLong Train Runnnigなどが収録されている。また、このジャケットのロケーションだが、恐らく、出来立て?のハイウェイだと思われる。想像ですが。。。

SEA LEVEL

SEA LEVEL 1977

 

サザンロックの雄、オールマン・ブラザーズ・バンドの解散後、メンバーであるチャック・リーベルを中心に結成されたバンドがシー・レヴェルである。サザンロック出身なので音も南部特有の土臭いロックと思いきや、意外と超爽やかなジャズ、フュージョン系の音でびっくりした記憶がある。歌物が3曲収録されてるのだが、これに関してはサザンロックを匂わせる南部なロックエッセンスが多分に含まれている。ジャケットはというと、何と言っても構図が素晴らしい。何をしてるのかは謎だが何かを信仰してる様なのだろうか?想像が止まらない。

KISSIN’ IN THE CALIFORNIA SUN

KATY MOFFATT 1977

 

15年ほど前に正に『このジャケ、モシェっぽいな』ということでジャケ買いした一枚。音はというと、当時の西海岸で流行っていた SSWのウエストコーストサウンドでキャロル・キングの
Up On The Roofなどもカバーしてます。兎に角、裏ジャケ、インナースリーブ、全ての写真がカリフォルニアのカラッとした空気感を表していて音は普通だけど僕にとっては持っておきたい一枚です。

音の視覚的イメージ フォトグラファー編
vol.5にも寄稿してくれた弓削匠 今回はフォトグラファー Moshe Brakhaが撮った5枚のジャケットにフォーカス
常盤 奈央

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/nao_tokiwa/

 

生ぬるい楽園
常盤奈央の短編集第4弾