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深川 美怜Unveil

 
 
 
 

初めて脱ぐ人、脱ぐことに慣れている人、アート心を爆発させたい人、人生のターニングポイントを迎えている人、ジェンダーに差がない人、
多種多様な9人の女性たちが、各々存在を認めながらも一体感が生まれた作品。

 
 
Those who are nude for the first time, those who are accustomed to takeoff, those who want to explode their artistic spirit, those who have reached a turning point in life, those who have no gender difference,
A work in which a wide variety of nine women created a sense of unity while acknowledging their existence.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/mellamo_misato

Model:ASUKA WATANABE / Sayuri / Makiko / matsuri / YUUKA / sora/ AKARI / Hisae / yui

初めて脱ぐ人、脱ぐことに慣れている人……
Fabrizio QuagliusoCamille

 
 
 
 
 

ある寒い秋の午後。カミーユと森の中でのストーリー。

 
 
One cold autumn afternoon with Camille. And with trees.

ある寒い秋の午後。カミーユと……
AI TERADAsave the make love.

 
 
 
 
 
 
 

AI TERADAがモデルとなる女性に「メイクラブを撮らせて」と撮影の相談を持ちかけた際、
その晩彼女は彼に「私たちに愛はあるのかなあ?笑」と聞き、二人の間にあるそれは何かについて話したそうだ。
それこそがAI TERADAの撮影主旨そのものであった。

 
 
When AI TERADA asked a model woman to take a picture of “make love”
That night she asked him, “Do we have love? Lol” and talked about what it was between the two.
That was the very purpose of shooting AI TERADA.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/aiterada96

AI TERADAがモデルとなる女性に……
Satoshi MiyazawaNIGHTMARE OF BIG SIZE DREAM

 
 
 
 

Satoshi Miyazawaは女子プロレスラーまなせ ゆうなをモデルに起用して彼女の大きい体を使って夢の世界を表現。

 
 
Satoshi Miyazawa expresses the world of dreams with a big body, modeled on Yuna Manase, a female professional wrestler.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/satoshimiyazawa_photo

Hair and makeup: Shunsuke Nakamura

Model: Yuna Manase.

Satoshi Miyazawaは女子プロレスラー……
Supershyirl

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

現実(または嘘)が切り取られたネガという世界に現実のネガである剥離した側の自身の精神を投影する試み。

 
 
An attempt to project the spirit of the stripped side, which is the negative of reality, into the negative world where reality (or lies) is stripped.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/supershycompany

model :Mahiro , SORA , MINASHI , Superrrleeway

現実(または嘘)が切り取られたネガ……
田中 克樹ブラックキャンディ

 
 
 
 

ブラック=人間の心の内の闇の部位
キャンディ=女の子
近年の女の子のうちなるエッチな部分をテーマに自分自身を着飾って魅せる美しさやタブーの領域への導き。

 
 
Black = the part of darkness in the human mind.
Candy = girl.
Guide to the realm of beauty and taboo that dresses and fascinates oneself with the theme of the naughty part of girls in recent years.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/katsuki.photo.jp

model :Carolina

ブラック=人間の心の内の闇の部位……
HAKO独り言、戯言、そして現実の私

 
 
 
 

HAKOの連載、VOL.3です。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/____hako

HAKOの連載、VOL.3です……
爆弾小僧dystopia

 
 
 
 

異空間を彷徨う美女と彼女の前に現れたもう一人の美女が闘いの果てに何を目指すのか?

 
 
What is the aim of the beautiful woman who wanders in another space and the beautiful woman who appears in front of you at the end of the battle?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/bakudan_kozou

異空間を彷徨う美女と……
Mamiko Kikuchi
妖艶な美しさで魅了するヴァンパイアたちの物語

 

数あるモンスター映画の中で私が格別に好きなのが「ヴァンパイア」
人間とほぼ変わらない見た目だけど永遠の命と人間らしさを忘れてしまったその冷血さを持つ。その異様なアンバランスさと彼らの苦悩に惹かれてしまう。
人間には「愛」があり「限られた生」があるからこそ美しいのだと思うけど、それらがあるがゆえに「恐れ」がある。
しかしヴァンパイアにはそれらがないからこその「残酷さ」と「強さ」がある。
この残酷なほどの強さを携えて、人間の血を貪るその姿は生身の人間には到底真似できないエロティシズムすら感じるから、その神秘的で強烈な光のようなものに引かれてしまうのかも。
ここで紹介する何人かのヴァンパイアもそれぞれ全く異なる異様な光を放つ。
永遠の命への苛立ち、死の憧れ。
青白い肌で人間に苛立ち、そして憧れる彼らの世界を垣間見ることで、私たちはこの限りある生を慈しむことができるのかもしれない。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

公開年:1994年
製作国:アメリカ
監督:ニール・ジョーダン

 

私はあなたで作られた。
私はあなたのおかげで蘇った。
全く違う景色を見せてくれるあなたを尊敬しながら狂おしいほどあなたを憎む。
あなたがいなきゃこの世で生きられない。
けれどあなたさえいなければこんな苦しみを抱えることなどなかったのだから。
妻を失い絶望の果てに意図せずして吸血鬼となったルイと、ルイを吸血鬼にしたレスタト。
2人の関係は親子であり、親友でもあり、そして恋人でもあるその奇妙な関係は観ている私の心をざわめかす。
ブラット・ピットの血の気のない悲しげな美しさと、トム・クルーズの憎々しいまでな冷血さこれを観てこの2人にならヴァンパイアにされて欲しいと思った女性が世界中にどれだけ溢れただろうか。
トムの起用を反対してた原作者が、作品を観たときに大絶賛したという彼の他の作品とは全く異なるヴァンパイアぶりも必見です。

ぼくのエリ 200歳の少女

公開年:2008年
製作国:スウェーデン
監督:トーマス・アルフレッドソン

 

一面に広がる北欧の冬の世界。
印象的なのは鮮明な血が広がる降り積もった真っ白な雪景色。
この映画ほど寂しさの感覚が後引くものはあっただろうか?
観る前はヴァンパイア版小さな恋のメロディーかと思っていた。 でも愛らしいヴァンパイア少女の妖艶な姿を観たいという下心で挑むと痛いめに遭ってしまうから気をつけたほうがいい。
毎日空腹を満たすためだけの獲物を捜し、罪悪感も愛も忘れて、明日のために生きている彼女は「死」に最も近い「生」。
ヴァンパイアの吸血行為はそれ自体がセックスを意味するといわれているがエリの吸血行為はそれとは違う。
じらすことなく、獣のごとく血にむしゃぶりつく。 エリにあるのは人間に対する冷酷さと無慈悲さのみ。
少年は、そんなエリの世界に捕らえられ、逃げられない。
時代に取り残されながら密やかに、残酷に生きなければならない少女と少年の気の遠くなるようなサイクルを思うと、絶望的な気持ちでいっぱいになる、そんな作品。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ

公開年:2013年
製作国:アメリカ/イギリス/ドイツ
監督:ジム・ジャームッシュ

 

オフビート感たっぷり。
ファンタジーなのだが、それでもジム・ジャームッシュならではダウナーな雰囲気がスタイリッシュな気怠さが漂う。
これはヴァンパイアの世界のアダムとイヴのお話。
このアダムは何世紀にもわたって死の音楽を作り出すミュージシャンでもある。
現代に溶け込んでひっそりと生き続けなければいけない彼らの苦悩がユニークに挿入されて、こうして観ていると「あぁーもしかしたらやっぱりヴァンパイアはこの世界のどこかに隠れているかも。」だなんて思わせてくれるリアリティもあったりする。
ジム・ジャームッシュはこれまでになかった現代のコマーシャルなヴァンパイアのラブストーリーを描きたくて、この作品を完成させるまでに7年を費やしたそう。
単なるスタイリッシュでクールなだけではない、たまにクスッとさせられる脚本も楽しみながら、他のヴァンパイア作品とは一味違った空気感を味わって見てほしい。

渇き

公開年:2009年
製作国:韓国
監督:パク・チャヌク

 

とにかく強烈!
30分ごとに展開が変わり、先が全く予測できずそのたびに感情をふりまわされる。
基本はエロスとグロ。
ラブストーリーにブラックな笑いを散りばめながら残虐なサスペンスも組み込んで、カオスの国へようこそ〜♪
もう観始めてしまったら後戻りできない。
苦悩の神父を演じたソン・ガンホの演技はもちろんだが、小悪魔なテジュを演じたキム・オクビンの演技がめちゃくちゃ魅力的。
影のあるワケあり系の女性から、性に奔放な官能的なイメージと変わり、やがて狂気のサイコパスへと変容していく様が同じ役柄とは思えない!
神父と出逢ったことで、死んだ魚のような目だったテジュが水を得た魚のように飛び跳ねて行く。
その存在はあっという間に主人公を凌駕するほどになってしまうのには驚かされる。
画面からでも血液が吸い取られそうなので、これから鑑賞する人は体調抜群な時に観てください。

ヴァンパイア

公開年:2011年
製作国:日本/カナダ
監督:岩井俊二

 

岩井俊二監督がほぼ海外キャストで魅せる異色のヴァンパイア映画。
破滅的で、少し奇妙な岩井監督らしいシークエンスは嫌いではないけれど、主人公を「現代の孤独なヴァンパイア」として美しく祀り上げるような描き方は正直あまり好きではないと思ってしまった前半。
しかし途中のレディバードとサイモンがヒルの毒を吸うエロティシズムを感じさせるシーンから、徐々にラブストーリーとしての輪郭が見え始め、その儚げに惹かれ合う2人の存在は羨ましいほど純粋で美しかったので気がつけば前のめりで画面に吸い付いていた。
木漏れ日の中でサイモンとレディバードが静かな森で彷徨うシーン、母親が白い風船に囲まれてピアノを奏でるシーン、マリアが窓辺でダンスするシーンなどはとても詩的で、いかにも岩井俊二らしい、幻想的な映像表現が光る作品。
ヴァンパイアというタイトルだが、これは絶望から生まれたラブストーリーなのかも。
万人受けはしないけど、余計なことは考えすぎず、ただ映像の中で彼らの孤独に寄り添えば、少しだけ彼らの世界を理解できるような気がしたラストでした。

 
 
 
 
 
 

VOL.16 以来の掲載になるMamiko Kikuchi。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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VOL.16 以来の掲載になるMamiko Kikuchi……
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