60年代、そのフォトグラファーは上半身裸で首にスカーフを巻き、少し開けた森の中で、ハッセルブラッドを三脚に据えて撮影をしていた。これが、写真展タイトル「首にスカーフ」の由来である。
そのフォトグラファーは今もご健在で、年に一度ほど写真展を開かれている。昨年、Akio Nagasawa Galleryで観た展示には、奇を衒わないモノクロの写真たちが並んでいた。薄い光の中で淡々と撮られたモデルとの距離感に、撮る者の視点から絶妙な美しさを感じた。
そして、深く嬉しかった。裸の写真を撮ることを多くの写真家が避けているように感じるこの頃に、ずっと真っ向から撮り続けている姿勢に、自分が目指すべき何かを見た。長く撮り続けることの、困難さと誠実さも。
今回は、参加メンバーの作品を掲載した。参加してくれた写真家たちに、沢渡朔氏のように長く写真を撮り続けていってほしい。
それが、僕から彼らへのメッセージ。
首にスカーフ
60年代、そのフォトグラファーは上半身裸で首にスカーフを巻き、少し開けた森の中で、ハッセルブラッドを三脚に据えて撮影をしていた。これが、写真展タイトル「首にスカーフ」の由来である。
そのフォトグラファーは今もご健在で、年に一度ほど写真展を開かれている。昨年、Akio Nagasawa Galleryで観た展示には、奇を衒わないモノクロの写真たちが並んでいた。薄い光の中で淡々と撮られたモデルとの距離感に、撮る者の視点から絶妙な美しさを感じた。
そして、深く嬉しかった。裸の写真を撮ることを多くの写真家が避けているように感じるこの頃に、ずっと真っ向から撮り続けている姿勢に、自分が目指すべき何かを見た。長く撮り続けることの、困難さと誠実さも。
今回は、参加メンバーの作品を掲載した。参加してくれた写真家たちに、沢渡朔氏のように長く写真を撮り続けていってほしい。
それが、僕から彼らへのメッセージ。
首にスカーフ
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