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Zico FarinaUNTOUCHABLE

 
 
 
 

東京のほぼ地球の裏側、ブラジル サンパウロからのZico Farina 毎日コロナの感染者がかなり増えているサンパウロで、コロナをテーマにロックダウンの孤立によって人々が触れ合わなくなった事を、誰にもあった少し前の普通の世界をイメージして描いている

 
 
Zico Farina from São Paulo, Brazil, almost behind the earth in Tokyo. In São Paulo, where the number of people who are infected with corona is increasing every day, I draw the image of a normal world just before everyone that people could not touch each other due to the isolation of lockdown with the theme of corona.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/zico_farina

東京のほぼ地球の裏側、ブラジルのサンパウロから……
内田 燿司Whole Lotta Love

 
 
 
 

去年、アメリカから帰国した内田燿司。ここ数ヶ月の間に撮影された細切れのような何気ない一瞬の写真を積み重ねてストーリーにまとめた作品。
それぞれの写真が若さと屈託のない笑顔に満ち溢れてる勢いがある。これからの作品も見たいと思うカメラマンの一人です。

 
 
Yohji Uchida who returned from America last year. This work is a collection of photos that have been taken in the last few months, like casually shot pieces, and put together in a story.
There is momentum that each photo is full of youth and a carefree smile. He is one of the photographers who wants to see his future works.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/yohji_uchida

去年、アメリカから帰国した内田燿司……
古川 永Beautifulwill

 
 
 
 

古川永が、とても惹かれているというドラッグクイーン。
格好良くて、パワフルで、美しい。
なかなか出会えない人を見つけるのも、photographerのセンスだと思います。次作も見てみたくなる入り口の作品になると思ってる。
彼は自ら連絡をとって来てくれた人の1人です。

 
 
Hisashi Furukawa is very attracted to the drag queen.
Cool, powerful and beautiful.
I think it’s the photographer’s sense to find someone who is difficult to meet. I think the next work will be an entry work that I would like to see.
He is one of the people who contacted me.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/hisashi_furukawa

model :Labianna Joroe

古川永が、とても惹かれているという……
AI TERADAsave the make love.

 
 
 
 
 
 
 
 

自分の名前をテーマに写真を撮っている寺田愛。見えない愛の形を探す中で、カップルのSEXに行き着ついた。オープンな行為ではないので、なかなか被写体を探すのは大変だと思う。寺田愛がこのテーマを撮っていき続けてこれから写真が変化してく様を見てみたいと思う。長く続けてほしい。

 
 
AI TERADA takes a picture with her name as the theme(AI means love in Japanese). In search of the invisible form of love, I arrived at the SEX of the couple. It’s not an open act, so finding the subject is difficult. I would like AI TERADA to continue shooting this theme and see how the photos change. I want you to continue for a long time.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/aiterada96

model : Minori Yabuki

自分の名前をテーマに写真を撮っている寺田愛……
工藤 詠梨伽Vague

 
 
 
 

現役大学生で、まだ18才の工藤詠梨伽が、同じ年の岸田麗央さんを、18才をキーワードに撮影。時より見せる大人っぽい表情と、まだまだ甘酸っぱさが残る女性像、梅雨から夏にかわろうとする時期、若さたっぷりの写真感に何か雰囲気やセンスを感じる。

 
 
In the same year, 18-year-old university student Erika Kudo took a picture of Loe Kishida with the keyword of 18 years old. A mature expression that you will never tire of, an image of a sweet and sour woman, the season from summer to the end of the rainy season, and a youthful shooting feeling create a mood and atmosphere.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/erishhas

model : 岸田 麗央 / Loe Kishida

現役大学生で、まだ18才の工藤詠梨伽が……
宮沢 聡Something Which causes distress or depression

 
 
 
 

vol.11にも登場してもらった宮沢 聡。
肉体的・精神的の自由を奪う緊縛による憂鬱な世界観を表現。
緊縛というテーマになると暗いイメージになるが彼の作品はポップでカラフルになるのが面白い。

 
 
Satoshi Miyazawa, which was also published in vol.11.
It expresses a depressing world view due to the bondage that deprives physical and mental freedom.
When it comes to bondage, it’s a dark image, but it’s interesting that his work is pop and colorful.

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/satoshimiyazawa_photo

model : Nana

Hair and makeup : Shunsuke Nakamura

Bondage: Tomoko

vol.11でも掲載した宮沢 聡……
HAKO独り言、戯言、そして現実の私

 
 
 
 

今回から新しくはハコの連載がはじまります。呟きともとれる写真と文章のダイアリー。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

instagram.com/____hako

今回から新しくはハコの連載が……
Mamiko Kikuchi少年たちの性の目覚めを描いた作品たち

 

大人になるまだずっと手前の少年時代。
でも心躍る誰かに出会って、体に電気が走っってドキドキしてしまう。
それが恋なのか何なのか答えが分からなくても、身体が反応してしまうそんな時期が必ずある。
この世にはそんな少年時代の性の目覚めを描いた映画が数え切れないほどあって、この類の映画は殆どハズレがない。
それはかつて少年だった監督たちが大切な記憶を辿り寄せて、宝物を見せるかのように作品を作り出すからだろう。
私は少年にはなったことないけど、よく映画のを通して自分が経験できなかった少年の想いを追体験する。
そうすると観終わったあとはしばらくの間全く違う気持ちで世界が見えることもあるからこの手の作品は観るのをやめられない。
少年だった人は遠い少年を呼び戻して、そうじゃない人も新しいココロで、是非ともこの極上の少年時代の物語を堪能してほしい。

マレーナ

公開年:2000年
製作国:イタリア/アメリカ
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

 

太陽が照りつけるあの道で、僕は初めてこの目で女神を見た。
僕が恋したあの人はいつも一人きり。
だけど僕はただ遠くから見守るだけ。
もし僕がもっと大人ならば、彼女は僕に振り向いてくれたのだろうか?
12歳の僕は、初めての大人の香りを胸にしまうしかできないけれど、彼女が初めて僕に微笑んだあの瞬間は僕だけのもの。
少年の性の目覚めの瑞々しさに、大人の醜さを対比させ、少年レナートの甘酸っぱい妄想恋愛を生々しい思い出に発展させたこの物語。
マレーナ役のモニカ・ベルッチのセクシー登場シーンは映画史にも残る神々しさで、画面からはみ出るほどのモニカの妖艶な魅力に酔ってしまいそうになった作品です。

おっぱいとお月さま

公開年:2014年
製作国:スペイン/フランス
監督:ビガス・ルナ

 

聞いてよ、ぼく恋をしたんだ、おっぱいに。
弟におっぱいをあげるのが忙しいママは嫌い!
直接的すぎるタイトルですが、これは涙を集めるのが好きな踊り子のおっぱいに恋をした主人公テテのお話。
彼女のおっぱいを見ながらミルクを買うテテ。
ライバルのミゲルが求めるのがパンティなら僕はブラジャーだってはちゃめちゃな理論を振りまくテテ。
真っ直ぐに、淀みなくこんなにおっぱい一直線なのは愛おしすぎる。
ふざけてそうで、ギリギリふざけてない、バカ真面目に大好きものに向かう姿はとても真っ直ぐで、愛おしい。
言うなればおっぱい好きのためのお伽話。
めちゃくちゃおおらかそうなスペインとフランス女性の大胆な脱ぎっぷりに、おおらかで幸せな気分にさせられます。

ハートストーン

公開年:2016年
製作国:アイスランド/デンマーク
監督:グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン

 

海から上げられたまま腐っていく魚たちのように、心の中に芽生えても誰にも気づかれることのない感情がある。
だだっ広い自然と、果てしなく広がる海に囲まれた村なのになんという閉塞感。
キスゲームしてた少年少女たちを生き生きと見せる前半と、閉じ込めた感情あふれだす後半は全く違う印象の物語。
アダムとイブが聖書の綴られた時代から、男と女が組み合わさるのが人間の必然のようにされてきたけど、じゃあ男同士、女同士の性愛はいつどんな時に目覚めるの?
自分のことは自分が一番わかるなんて思うのは人の驕りで、自分のことは自分が一番知らなかったりするものなのかも。
性の目覚めをここまで切なく描いたのものが未だかつてあっただろうか?
思い出すだけでも、また胸の奥まで苦しくなる、アイスランドの小さな恋の軌跡。

ミルクマネー

公開年:1994年
製作国:アメリカ
監督:リチャード・ベンジャミン

 

ママを知らない少年=おっぱいを知らない少年フランクは、友人達とお小遣いかき集めて自転車で町に行き、娼婦におっぱいをみせてもらおうと計画するのだけど、それがとんでもない奇跡を生むことに!
それにしてもこの年代の女体への執着は半端ない。
この少年期の女体への欲望というものこそ、素晴らしいドラマを生むきっかけもあるんだってことも教えてくれるこの物語。
「好奇心」と「大好き」がうまくハマって、化学反応見たいに新しい「愛」が生まれる瞬間があるんだね。
それにしてもこの作品で娼婦を演じた、メラニー ・グリフィスが、めちゃくちゃエロくて、可愛らしくて、ユニークで最高すぎた!
魅力的な彼女に癒されながら、少年たち素敵な青春を一緒に楽しませてもらえて、幸せ。何度でも、観たくなる幸せな作品。

ペンギンハイウェイ

公開年:2018年
製作国:日本
監督:石田祐康

 

悔しい、ほんと悔しい。この作品を観るまではこんなに自分が少年時代を通過してないことを悔しく思った事はなかった。
なぜなら楽しい作品だけど、もし私に少年時代があれば、この何倍も楽しめたかもと感じたから。
普通の住宅街に突如と現れるペンギンたちの行列。そのペンギンハイウェイの謎を解くために、青山くんは仲良しのお姉さんのおっぱいについて研究をこっそり始める・・・
こんな風にあらすじ書くと訳わかんない内容なのに、観てるうちにこの不思議な町に一気にトリップさせられて、なかなか出られない。
わけわかんないままに、この不思議な冒険物語が楽しすぎて何故か最後は泣いてしまったのは、私の前世に、少年だって頃があったからなのかな?不思議。
もしもあなたに年上のお姉さんに憧れた少年時代があったなら、きっと心の琴線に触れてノスタルジックな気分になれるはず。
遠い夏にわたしもこんな冒険の思い出があったのなら、もっと立派な大人になれてたのかな?

 
 
 
 
 
 

vol.14以来の登場のMamiko Kikuchi。少年が性に目覚める時を切り取った5本の映画について女性の視点での批評です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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vol.14以来の登場のMamiko Kikuchi……
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