静かに聞こえない沈黙がある。
それは押し寄せ、低く響き、そこに居座る。
身体は裸だが、欲望のためではない。
もう隠すものが何も残っていないから。
完全に見せるだけの気力もなく、
痛くないふりをする力もない。
すべてが遠く感じられる。
内側からでさえ。
時間は進み、人も動いていく。
けれど、内側の何かだけがそれについていこうとしない。
縁のない空間に取り残されている。
出口も、理由もない場所に。
呼吸は機械のようになり、
存在することが作業になる。
そしていちばんつらいのは、
痛みそのものではない。
まわりのすべてがあまりにも普通に見えること。
そのあいだで、自分が静かに消えていくこと。